クラシックの作曲家と仲良くなろう!
クラシック音楽というと、遠い国の遠い昔の音楽...って思うかもしれませんが、不思議なくらい、今の私たちの心にもぴったりと寄り添ってくれたり、楽しい気分にしてくれたり、励ましてくれるような曲がたくさんあります。
このシリーズでは、有名なクラシック音楽の作曲家たちが、いったいどんな人だったのか?
どんな世の中で暮らしていたのか?
そしてどのように名曲が生まれたのか?
そんな背景をわかりやすく解説しながらクラシック音源と共に紹介していきます。
Vol.13では、ピアノ界のアイドルであり交響詩というジャンルを作ったフランツ・リストを紹介。
さぁ、あなたもクラシックの作曲家と仲良くなろう!
リストってどんな人?
アイドル的人気でコンサートでは気絶してしまう女性ファンも
ひとりの奏者が公演する「リサイタル」形式を発明した
自分以外には誰も演奏できないぐらい難しくてカッコイイ曲を作った
作品の内容
オープニング
愛の夢 第3番 変イ長調
衝撃的な出会い 「パガニーニ大練習曲」より 第3番 嬰ト短調 「ラ・カンパネラ」
「超絶技巧練習曲集」 第5番「鬼火」
ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調
ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 第1楽章
交響詩を作ったリスト
交響詩「レ・プレリュード(前奏曲)」
リストの晩年 「伝説」より第1曲「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」
エンディング 「3つの演奏会用練習曲」第3曲「ため息」
飯田有抄(いいだ ありさ)
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Macquarie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。