収録作品
てぶくろを買いに
木のまつり
うまれて来るすずめたち
ついていったちょうちょう
かげ
さるとさむらい
あめだま
うぐいすぶえをふけば
里の春、山の春
はな
みちこさん
ふるいばしゃ
かごかき
かたつむりのうた
きえないはなび
ラッパ
きつねのつかい
かんざし
ひよりげた
でんでんむし
げたにばける
二ひきのかえる
こうし
ひとつの火
ひろったらっぱ
蛾とアーク燈
小さい太郎の悲しみ
銭坊
花のき村と盗人たち
正坊とクロ
牛をつないだ椿の木
坑夫
おじいさんのランプ
狐
貧乏な少年の話
一枚の葉書
嘘
坂道
音ちゃんは豆を煮ていた
おしどり
張紅倫
決闘
丘の銅像
最後の胡弓弾き
椋の実の思出
新美 南吉(にいみ なんきち、1913年(大正2年)7月30日 - 1943年(昭和18年)3月22日)は、
日本の児童文学作家。雑誌『赤い鳥』出身の作家の一人であり、彼の代表作『ごん狐』(1932年)は
この雑誌に掲載されたのが初出。結核により29歳の若さで亡くなったため、その作品数は多くない。
童話の他に童謡、詩、短歌、俳句や戯曲も残した。彼の生前から発表の機会を多く提供していた友人の巽聖歌は、
南吉の死後もその作品を広める努力をした。